仕事のなかで、やりがいや喜びを感じる場面は?一番大きかったのは、コロナ禍という最も厳しい時期に、日本酒と鮨の新しいお店をゼロから立ち上げた経験です。レシピもオペレーションも、何をいくらで出すかさえ決まっていない状態からのスタートで、ただひたすら一つずつ積み上げていくしかありませんでした。ただ、大変ではあったものの、それ以上に「むしろ楽しい、もっと上を目指したい」という気持ちのほうが強かったんです。しっかりとしたクオリティで提供し続けた結果、地域に住む方々が通ってくださるお店になり、あのエリアで一番と言える存在になれたことには、大きな手応えを感じています。また、日々の仕事のなかでは、お客様との距離の近さも魅力です。「この人は何をしたら喜んでくれるだろう、また来てくれるだろう」と考えながら接するうちに、コミュニケーションの力やお客様の名前を覚えるコツが自然と身についていきました。そして今はマネージャーとして、スタッフ一人ひとりをしっかり見てフィードバックすること、褒めるだけでなく、時には叱り、その上で「次はどうしていくか」まで一緒に考えることを大切にしており、メンバーが成長していく姿を見られるのは大きな喜びです。成果は数字にもきちんと表れていて、インセンティブを含めると月50〜60万円ほどになる月もあります。